ぼっけぇいい!

岩井志麻子さんの「岡山女」を読んだ。

左目を失って得た霊視能力を頼りに女霊媒師の看板を掲げたタミエ。精神に異常をきたした女、過去の過ちに苦しむ男と、今日もまた怪しい依頼客がタミエの元を訪れる。彼岸と此岸のあわいを濃密な文体で描く傑作小説。
岡山女

岡山弁がすごく綺麗で、それでいて薄気味悪さを増幅させている。
いいね。方言って。

なんか、すごーく切ないというか雰囲気のある作品だな。ひさびさに気に入った読み物。